2006 No.09
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>> 経済

中国の昨年のネット消費は280%増135億元に

中国ではネットショッピングが盛んで、電子商取引は啓蒙段階から実施段階に入っている。

中国社会科学院インターネット研究発展センターがこのほど発表した「2005年中国電子商取引市場調査研究報告」によると、中国のネット加入者のネット消費・ショッピング比率が初めてアジア太平洋地域の平均水準を上回った。ネットで購入できる商品は6000万点を超えている。

「人民日報」(海外版)の報道によると、昨年、中国の電子商取引市場は全体的に急成長し、ネット消費・ショッピングを経験したことのある人はネット加入者の71.3%に達し、初めてアジア太平洋地域の70%を上回った。加入者のネット消費総額は前年比280%増の135億500万元となった。

報告によると、昨年からスポーツ、教育・学習、事務用品、家庭用家具などの消費が大幅に伸び、ネットショッピングの商品が増えている。

中国のネット加入者でネットショッピングをした人は2200万人に達しており、ネット消費に大きな関心が寄せられている。ネットショッピングをする考えはないというネット加入者はわずか4.7%で、95%以上の人が将来、電子商取引を利用する消費者になる可能性を示している。