2006 No.09
(0220 -0226)
 

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大陸側、陳水扁の「国家統一綱領」の
実施終止について声明

中国共産党中央台湾事務弁公室と中国国務院台湾事務弁公室は2月28日、台湾の陳水扁氏が27日「国家統一委員会」の運営と「国家統一綱領」の実施の終止を発表したことについて声明を発表し、「陳水扁氏はこれを機に、「台湾独立」活動を加速させ、両岸関係に緊張状態を作り出した」と非難した。

この声明は、「陳水扁氏は"台湾独立"活動を必死に推し進めれば、台湾社会に災いをもたらすだけで、また、台湾海峡地区とアジア太平洋地区の平和と安定に深刻な影響をもたらすことになる。大陸側はこれに断固として反対し、その阻止に努めていく」としている。

この声明はまた、「大陸側は最大限の誠意と最大の努力を以って平和統一の前途をこれからも図ってゆき、"台湾独立"勢力が如何なる名義と如何なる方式で台湾を祖国から分裂させることを許さない」と重ねて強調している。

別の報道によると、陳水扁氏のこの挙は台湾島内の主要な政党と団体からの強い反対と非難を受けている。中国国民党、親民党などは陳水扁氏を弾劾する活動を行っている。

香港やマカオの世論も「陳水扁氏は台湾島内、海峡両岸地区とアジア太平洋地区でトラブルを引き起こす張本人となっている」と指摘し、陳水扁氏のこの冒険活動を共に制止するよう海峡両岸の同胞と世界の中国人に呼びかけている。

「CRI」より2006/03/01