胡錦濤主席、経済成長モデル転換加速に向けた談話を発表
このほど開かれた第29回共産党中央政治局全体学習会で、胡錦濤主席は談話を発表し、「今の経済・社会の発展の勢いを維持し、古い観念から脱して経済成長モデルの転換を図り、持続可能な発展を目指さなければならない」と強調し、次のように述べた。
中国は現在、小康社会(いくらかゆとりのある社会)、近代社会主義の実現推進に向けた重要な時期にある。一方世界に目を向けると経済構造は世界的規模で変革が進んでおり、技術・情報・サービス業の重要性が高まっている。国内でも経済成長モデルの転換を図らなければ経済の質向上、持続可能な発展は望めない。また成長モデルの転換を急がなければ、世界規模の過酷な経済競争、技術開発競争に勝ち、グローバル産業チェーンの中での主導的な地位を手に入れることはできなくなってしまうだろう。我々は古い観念から脱し、自覚と緊迫感を持って経済成長モデルの転換に力を注いでいかなければならない。
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