今後５年間で科学技術による貿易振興型輸出革新基地を100カ所に

今後５年間で、商務部は科学技術による貿易振興戦略を実施し、ハイテク、医薬、ソフトウェア、新材料などの分野で段階的に科学技術振興型輸出革新基地を100カ所認定または建設する計画だ。

商務部科学技術司によると、同部は輸出革新サービス、国際市場参入サービス、輸出技術サービスなどで輸出革新基地に資金支援を行う。既存の国家ハイテク製品輸出基地、国家医薬輸出基地、国家ソフトウェア輸出基地を基礎に、情報、医薬、ソフトウェア、新材料、ファインケミカル、海洋産業、航空・宇宙、自動車およびその部品などのハイテク産業分野で新しい輸出革新基地の認定、建設を段階的に実施する。2010年までに輸出革新基地を100カ所に増やし、革新基地からのハイテク品輸出が中国ハイテク品輸出に占める割合を70％にまで引き上げるのが目標だ。

このほか、商務部は情報、ソフトウェア、バイオ、医薬、ファインケミカル、ＮＣ工作機械などのハイテク分野で高い技術を持つ自主ブランドを育成し、技術革新と研究を完成させて、100の大型企業グループと1000社の自主革新型中堅輸出企業を支援し、「輸出商品技術ガイド」を作成して、輸出商品サービスセンターを設立する予定である。