2020年、中国が世界最大の観光目的国に
世界観光機関(WTO)は、観光目的国世界第5位の中国が2020年に世界第1位になると予測した。
世界観光機関は、Tourism2020Visionの中で、「今後15年間に中国を訪れる観光客数は年間1億3000万人に達する」と予測している。
1995年から2020年までは中国を訪れる観光客数が年間7.8%の速度で増長すると見られ、ここ20年間の経済及び政治改革により中国への観光魅力が増加している。中国の歴史文化に興味を持つ人々が殺到すると分析した。
長城、三峡、西安兵馬俑、上海及び北京故宮などが最も人気があり、1995年には約2000万人、2000年には約3100万人が訪れている。中国政府は全国各地の自然及び文化資源を十分に活用できるための政策を通じた観光開発を進めており、現在、全国24の省・自治区・直轄市が観光業を支柱産業に位置付けている。
2020年には、日本からの観光客が最も多く約1000万人、米国からは約300万人、英国からは約150万人と予測されている。
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