2006 No.10
(0227 -0306)
 

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政府活動報告略文(二)

去年、中国の社会主義現代化事業が上げた成果

一部の数字と事実は次の通りである。

――年間国内総生産(GDP)は一八兆二三〇〇億元に達し、前年度より九・九%伸びた。歳入は三兆元の大台を突破し、五二三二億元増加した。住民消費者物価総水準は一・八%上昇した。

――輸出入貿易総額は一兆四二〇〇億ドルに上り、二三・二%伸びた。実質利用外商直接投資は六〇三億ドルであった。年末時点での国の外貨準備高は八一八九億ドルとなった。

――都市部の新規就業者数は九七〇万人となり、都市部住民の一人当たり可処分所得は一万四九三元に達し、農民の一人当たりの純収入は三二五五元となり、価格要因を差し引くとそれぞれ九・六%、六・二%伸びた。

――二八の省(自治区、直轄市)では農業税をすべて免除し、全国において牧畜業税を撤廃した。年間を通じて中央財政と「三農(農業、農村、農民)」への投入は二九七五億元に達し、前年度より三四九億元増となった。食糧総生産高は昨年度の大幅な伸びを踏まえてさらに一四五五万トン増え、四億八四〇〇万トンに達した。

――中央財政は二一九億元を計上し、一一六社の国有企業の政策的閉鎖・破産をバックアップし、企業から社会事業経営の機能を分離する仕事を引き続き行なっている。

――中央財政が科学技術、教育、医療衛生、文化などの面に用いた支出は一一六八億元で、前年度より一八・三%増となり、国債建設資金を九五億四〇〇〇万元投入した。

――中央と地方の財政は特別資金七〇億元余りを計上して、五九二の貧困扶助重点県における一七〇〇万人の貧困家庭の生徒に対し学費・雑費や教科書代を免除し、寄宿生に生活補助金を与え、中西部地区の一七〇〇万余人の貧困家庭の生徒に教科書を無料で提供し、数多くの学校を中退した生徒が復学している。

――ここ三年、中央と地方は一〇五億元を投下し、省・市・県の三クラスをカバーする疾病予防・抑制システムを基本的に築き上げた。

――通年で災害対策や災害救援に振り向けた中央財政の資金は八九億元、救援を受けた被災者数は延べ九〇〇〇万余人となった。中央と地方の財政は貧困扶助資金を一六二億元計上し、農村の貧困人口は前年より二四五万人減少した。