中国、情報産業部「コンシューマ電子製品市場規模は08年に1000億ドル」

情報産業部の簍勤倹副部長は先ごろ開かれた2006年中国コンシューマ電子大会（中国電子報主催）にて、2006の全国コンシューマ電子市場規模は約600億ドル、その後毎年15〜20％の速度成長、2008年には1000億ドルの大台を突破するとの見通しを示した。

情報産業部によれば、2005年の全国カラーテレビ生産台数は8283万2200台（13.8％増。前年比、以下同じ）、販売台数は8044万7000台（10.69％増）、輸出台数は3974万6500台（43．36％増）を記録。国内市場では薄型テレビのシェアがブラウン管テレビを上回り、2006年の薄型テレビ販売台数は478万台に達するとの予測もある。ロウ副部長は第11次５カ年計画（2006〜2010年）期間中、コンシューマ電子製品のグレードアップ、企業の研究・開発投入増、自主開発能力向上、外資系企業の研究開発センター設立などを奨励していく方針であり、このための支援政策も打ち出していくことを明らかにしている。