2006 No.12
(0313 -0319)
 

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李外交部長「中ロの政治軍事協力は世界平和に貢献」

李肇星外交部長はこのほど、ロシアのプーチン大統領の訪中と、中ロ両国でそれぞれ「ロシア年」「中国年」を開くこと、また中ロ両国が様々な領域で行う活動などの問題について、ロシアのイタル・タス通信、インターファクス通信、ノーボスチ・ロシア通信社の、書面による取材に答えた。

中ロの政治が軍事協力が地域に与える影響について、李部長の発言は以下の通り。

中ロはお互いに最大の隣国であり、4300キロにわたり国境を接している。長期的に安定した隣国同士の友好関係、ともに利益を得る関係を発展させることは、中ロ両国にとって唯一の正しい選択だ。中ロ関係の特色は、同盟を結ばず、対抗せず、第3国に敵対せず、相互に信頼し、相互利益を得、平等で、共同で作りあげる新しい国家同士の関係だ。これは、両国と両国民の根本的な利益にかない、世界と地域の平和と安全、安定の促進に利益となる。

中ロはともに国連安保理の常任理事国であり、世界平和の維持と安定に重い責任を負っている。2005年に両国元首が発表した「21世紀の国際秩序に関する共同声明」では、国際情勢と国際社会の発展する方向、さらに重大な国際問題について、両国に共通する見解と主張を述べており、重要な意義がある。

「人民網日本語版」 2006年3月21日