秋霞圃
上海市嘉定区嘉定鎮にあり、明の弘治15年(1502年)に造営された当時の工部尚書・?宏の個人花園で、3つの庭園と鎮守の廟からなっており、上海に現存する最も古い庭園の一つ。
園内の古代建築物は気勢が壮大で、園の中に園があり、景外に景があり、全園は桃花潭という池を中心としている。池の南側の築山は土や石を積み重ねたもので、小道が曲がりくねり、木々が高くそびえ、亭、軒、閣の多くが山石に隠れている。北側の黄石築山は絶壁のように険しい。南北の風景が鮮やかなコントラストをなし、明暗対比の芸術的特色がよく出ており、「都市の山林」と呼ばれている。
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