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景山公園

景山公園は故宮の北門の向かい側、北京の南北中軸線上にあり、面積は23万u。景山公園はかつて元・明・清の三代の封建帝王の「御苑」であった。景山は1421年、皇宮をめぐる堀から掘り出された土を盛りあげたもので、別名は万歳山。清の乾隆15年(1750年)、頂上に5つの瑠璃亭が建てられ、山の裏にいくつかの宮殿が造営され、山に多くの果樹が植えられ、園内に松、コノテガシワが高くそびえ、景色が美しいので、「景山」と呼ばれた。

5つの瑠璃亭は四角形で、屋根が三重になって四角を呈し、景山の主要建築物である。真中の亭が最も大きく、万春亭と呼ばれている。地面から高さ43m、昔北京の最も高いところであった。東側の2つの亭はそれそれ観妙亭、周賞亭、西側の2つはそれぞれ輯花亭、富覧亭と呼ばれている。5つの亭が景山の上に高く立ち、万春亭を中心に対称的に配置され、故宮から景山を眺めると、亭と樹木が映えあって、ひときわ美しい。万春亭から下を見ると、故宮の「宮殿の海」の奇観が一望のもとに見渡せ、南北長さ8qの中軸線に展開される古都の新しい姿は活気に溢れている。

北京の町を眺めるのにもってこいのところにあるため、故宮を見学した後、景山の山頂に登る人が多い。