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>> 中国の庭園

瞻園

南京に現存する歴史が最も長い庭園。秦淮河の畔の瞻園路にあり、明の初期に造られ、明の初期、太祖の朱元璋が功臣の徐達のために、呉王府の前に邸宅を建造し、「大功」という鳥居型の門を建てた。明代、ここは建国の功臣徐達の邸宅と花園だった。清代に乾隆帝が南方を行幸した時、ここに泊まり、「瞻園」の二字を親筆した。その後、乾隆帝はこの園を江寧藩台に贈り、藩台役所内の花園となった。

瞻園は昔から築山でよく知られており、全園の総面積は5000uで、築山がその半分近くを占めている。回廊も特色があり、南北に曲がりくねっている。門を入ると、「仙人峰」という珍しい石峰が目に入る。宋の徽宗年間の「花石綱」の遺物といわれている。

瞻園は歴史上破壊に遭ったが、何度も修繕がおこなわれ、もとの様相を基本的に保っている。今の瞻園は山水が美しく、独特の特色をもち、南京の有名な古典庭園の一つで、秦淮風景区における建築物、展覧、庭園を一体化させた観光地となっている。