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>> 中国の庭園

痩西湖

国家重点風景区、国家AAAAクラス観光区である。揚州の西郊外にあり、もとは保障河と呼ばれていた。揚州の蜀岡山の水が運河に流れ込む自然の河道であり、清の康煕・乾隆時期に湖畔庭園となり、南方の秀麗さ、北方の壮大さを一体化させ、独特な情趣を持っていることでよく知られている。美しく曲線を描いた湖、巻石洞天、西園曲水、長堤春柳、四橋霧雨、徐園、小金山、釣魚台、五亭橋、鳧村、白塔、二十四橋景観区、石壁流淙などのみどころがあり、山水画のような天然の景色が展開される。

杭州の西湖と比べると、狭いという独特の美しさがある。湖の長さ4.3q、面積は30余万u。千百年以来、湖畔に白塔、五亭橋、二十四橋、月観、吹台(方亭)などが続々と建てられた。

五亭橋は痩西湖にまたがる石橋で、清の乾隆22年(1757年)に建てられ、高さ5.8m、長さ58m、幅18.6m。橋の上に5の亭が立ち、真ん中の亭が一番高く、南北側の2亭が対称的に立っている。五亭橋の構成が巧妙、造形がユニークで、揚州のシンボルとなっている。