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>> 中国の庭園

順徳・清暉園

仏山市順徳区大良にあり、清の広東四大名園の一つで、中国の十大名園に入っている唯一の広東省の古典庭園で、省クラス文化財に指定されている。この園は深い歴史・文化の蓄積があり、設計の面で嶺南地区の特色を持っている。

もとは明末期の状元の黄俊の邸宅で、のちに清の進士の竜応時が買い取った。清の嘉慶5年(1800年)、竜応時の息子の翰林・竜延槐が官職を辞して南部に帰り、母親のために園を造った。その後、竜延槐の息子の竜元任、孫の竜景燦、曾孫の竜諸慧が代々改修した。1996年、順徳区政府がその歴史、芸術、観賞価値を評価し、拡張をおこない、面積を7000u余から2.2万u余に増やし、名園の粋を再現させ、内外の観光客を受け入れるようになった。

園内は景色が美しく、竜家の旧居が新しい景観と一体となり、澄み切った水、生い茂った樹木、古壁、窓、石山、小橋、曲廊などが亭、台、楼、閣と融合し、中国古代の建築、庭園、彫刻、詩書、石灰彫りなどの芸術を集め、中国の庭園建築の雄、奇、険、幽、秀、昿という特徴を際立たせている。