昆明・大観楼公園

昆明の西側にあり、南はてん池に臨んでいる。明の初期に造営され、300年余年の歴史を有している。1923年に公園として開放された。自然の山水、樹木などを園内に移し、それらが巧妙に配置されている。楼に登って眺めると、てん池、西山の眠れる美人、田園風光が一望に見渡せるため、大観楼と名づけられた。

水辺を利用して人工的に改造した自然山水庭園で、周りの自然環境によって広い空間がつくられ、曲堤、アーチ橋、回廊、鳥居型門、亭、閣などで水面をいくつかの部分に分け、湖面が広く遠く、またいくつもあるように見える。大観楼は3階建ての楼閣で、金色の漆絵が施されている。180文字の長聯は「天下第一の長聯」といわれている。大観楼公園は昆明市街区の最も美しい庭園の一つ。