2006 No.13
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中国本土、アジア映画投資のホットスポットに

近年、中国本土の映画市場が急ピッチで発展し、投資者の興味をそそり、アジア映画投資のホットスポットになっていると、このほど開かれた「香港アジア映画投資会」の映画融資シンポジウムで、出席者は一致した見解を示した。

香港の著名監督・陳可辛氏によると、近年、アジア映画は新たな傾向が見え、中国本土の映画市場、光ディスク市場が急成長し、香港、日本、韓国などの投資者を引き付けている。数カ国・地域が提携し、数カ国・地域のスターが出演し、中国本土市場をターゲットにする映画が多い。

中国本土の民営映画会社「北京保利博納電影発行公司」の于冬総経理によると、中国本土の映画市場は発展が早く、近年、興行収入が年率20%で伸びつつある。5年後、中国本土の映画の興行収入が100億人民元に達する見通し。光ディスクの販売量、オンラインの映画購入量も急増している。

この発展の傾向が示すように、中国本土の映画業者と国外との提携の余地が広がっているという。

シンポジウムに出席したチャータード銀行の代表によると、同社は映画産業のアジアでの物すごい発展に留意し、それなりにアジアの映画産業向けの融資事業を拡張している。しかし、商業銀行として、融資のリスク、融資者の映画製作計画の収益性を重んじるという。シンポジウムに出席した韓国、日本の関連金融機関の代表も同じ見解を持っている。