2006 No.14
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>> 経済

中国国内の中国語検索エンジン市場、
大手が圧勝

国家新聞出版総署が重慶電脳報社に委託して行われた「2005〜2006年度中国ITブランド調査」で先ごろ発表された報告によると、中国語検索分野では技術面でリードする百度が依然として中国では最も人気があることがわかった。国内検索エンジン市場の05年の最も大きな特徴は「大手の圧勝」だったことで、一部の中小規模の検索プロバイダは05年厳しい試練に直面し、市場から淘汰される恐れも出てきている。

現在市場占有率が最大なのは百度で、中国語検索に対する精度と応用で国内ネットユーザーからの人気を集めた。今回の調査では、百度は支持率62.29%で第1位にランクインし、消費者の1番人気ブランドとなった。検索スピード、シンプルなデザイン、検索結果の明確な表示などの長所から、国内での先導的地位を維持した。

Googleは支持率27.55%で第2位となった。業界関係者によると、これは主に優れた全体検索能力と、検索結果の高い関連度、誇張のない広告方式によるものだという。

「一捜」をベースに誕生したヤフーは05年、04年よりも2ポイント高い4.45%の支持率を集めた。ヤフーは05年に「一捜」と「3721」の検索機能を統合し、ヤフーの世界をリードする検索技術とアリババによる現地化戦略によって、ますます多くのユーザーから支持を得ている。

捜狐の検索エンジン分野での看板商品である捜狗は「コンピュータとユーザーとの対話による検索」という特徴に加え、05年の大々的な宣伝活動によって、04年より2ポイント高い2.69%の支持率を得た。