2006 No.15
(0403 -0409)
 

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>> 経済

中国電子メーカートップ100社の利潤低下、
42%減少

中国情報産業部の最近発表した統計データによると、2005年1月から11月までの中国電子情報トップ100社の販売額は8126億.7000万元で、2004年の総額に近づき、昨年同期より16%増加した。しかし、累計利潤総額は157億.1000万元で、昨年同時より42%減少し、納税額も昨年同期より5%減少した。トップ100社の平均販売収入利潤率はわずか1.93%で、近年以来最低の水準だった。

業界関係者は、中国電子メーカートップ100社について継続して規模を拡大しているとは言え、激しい市場競争と価格戦を強いられ、創造力や核心競争力の欠乏が、電子業界の利潤低下をもたらしている、と指摘している。

情報産業部の関係者も、世界の市場競争が激しくなる状況で、IT、通信、家電などを含めた電子製造業は調整の歩みを速め、研究開発への投入を増加して企業の創造力を高め、ブランドイメージとサービスの差別化をはかることによって、優位に立たなくてはならないと警告している。

こういった状況の中で、輸出額の急速な伸びは2005年中国電子工業にとって唯一の明るい要素である。2005年1月から11月まで、電子メーカートップ100社の輸出総額は2124.9億元に達し、昨年同期より32%増加し、上半期より8%増加した。統計によると、輸出総額トップ10社の累積輸出額は1112.2億元に達し、昨年同期より43.4%増加し、トップ100社の輸出総額の52.3%を占めている