2006 No.15
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中日合作映画「関於愛」 近く中国本土で
上映開始

中国と日本の共同制作映画「関於愛」(アバウト・ラブ)が、4月7日から中国本土で上映されることになった。この映画は両国の若者の友情と交流を描いたもの。

「関於愛」は「恋愛地図」とも呼ばれ、東京、台北、上海の3都市での若者の触れ合いを描いた三部作からなるオムニバス映画で、中国の天津映画製作所と日本のムービーアイ・エンタティンメント株式会社、東宝映画株式会社の共同制作によるもの。

3部作は日本の下山天監督の「弟切草(オトギリソウ)」、中国台湾の易智言監督の「藍色大門」、中国大陸の張一白監督の「開往春天的地鉄(春行きの地下鉄)」で構成されている。6人の主演俳優は、台湾の陳柏霖、範暁萱、大陸の李小ろ、日本の伊藤美咲、加藤亮、塚本高史。

この映画は昨年すでに日本、シンガポール、中国の台湾・香港で上映されており、主演の李小ろはこの映画で第1回ルーマニア国際映画祭のグランプリを受賞した。

天津映画製作所の任煥起副所長は「この映画は中日両国の若者の触れ合いを描いたものだ。若者は現代社会の代表者であり、彼らの交流は人的交流はもとより、文化的交流をも代表するものである。友情と愛情は人類の永遠のテーマであり、国境を越えたものである」と語った。

任煥起氏はまた「ムービーアイ・エンタティンメント株式会社はさらなる共同制作の意向も示しており、次回作は日本のある女教師が中国で経験した出来事を扱ったものとなろう」と語った。