中国招商銀行、クレジットカード発行でシェア1位、500万枚突破
マッキンゼーの最新調査レポートによると、中国本土銀行が発行するクレジットカードはほとんど全て赤字となっており、3−4年後にようやく黒字に転じる可能性があるという。しかし、このような中で招商銀行は昨年末、すでに収支バランスを達成しているという。
同行はこのほど、クレジットカード発行枚数で500万枚を突破、国内市場シェアのほぼ3分の1を占めていることを明らかにした。国内の基準に沿ったダブル通貨決済クレジットカードの発行枚数が首位の座を保っていることからも、発行規模の拡大が利益増をもたらしていることが見て取れる。
同行クレジットカードの消費状況は活発で、カード1枚当たりの年平均消費額は1万4000元。カード消費1件あたりの加盟店側の手数料収入も決して少なくない。
招商銀行クレジットカードセンターによると、同行クレジットカードの貸し倒れ率は1%未満と、国際同業他社の平均レベル4−6%より低い。国際警戒レベルとされるのは8%。
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