2006 No.16
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>> 経済

聯想、携帯電話シェア国産トップ、06年目標は10%超

聯想(レノボ)移動はこのほど、北京で開催した携帯電話戦略発表会において、2006年は中国市場で20種の新製品をリリースし、国内市場シェアトップ3入りを目指す方針を明らかにした。

聯想移動の劉志軍・総経理は、3月末時点における中国市場のシェアが寧波波導(バード)を抜いて7.1%となったことを強調。上位3社はノキア、モトローラ、サムスンと外資系で占められているため、中国メーカーとしてはトップにあることを紹介した。年内の目標はシェア10%に達し、ブランディング戦略や通信キャリアによる大量受注を狙った戦略をすでに開始しているという。

聯想移動の独自調査によると、聯想ブランドの携帯電話ユーザーの約7割は「購入するまでは聯想ブランドの携帯電話について知らなかった」としており、販売員の勧めによりその場で購入を決めるパターンが多い。これについて劉・総経理は「初めて触れたにもかかわらず聯想製品を購入するユーザーが多いということは、聯想ブランドがいかに魅力的であるかを物語っている」としている。

パソコン(PC)では確固たるポジションを築いた聯想だが、携帯電話における知名度が低いことは聯想移動の調査でも明らかになっている。聯想では06年をブランディング強化の一年と位置づけ、有名演出家を起用したCMを投入するなど、セールスプロモーションに注力している。