知財権保護活動の成果展示会が北京で開催さる

中国軍事博物館主催の知的財産権保護活動の状況、活動成果を紹介する国内初の展示会がこのほど北京で開幕した。

同展示会では、各政府部門、地域、企業による、商標権・特許権・著作権の保護に向けた各種取り組みの様子、特許登録された自社製品などが紹介されている。また、税関での知財権侵害製品取り締まりの成果なども紹介されている。

会場では、中国農業科学院の研究所が開発した野菜や花卉類の新品種や、特許登録された河南省の陶磁器類、北京信威通信技術有限公司の独自開発によるＴＤ−ＳＣＤＭＡシステム、鞍本集団鞍山鋼鉄集団公司が独自設計した薄板連続鋳造圧延設a備の模型などが展示されている。

展示会会期は８日間で、国家保護知識産権工作組など11の部門も協力している。信息産業（情報産業）部、最高人民法院、最高人民検察院など７つの機関、知財権保護重点地区に指定された北京など15の地域、中国航天科技集団など14社の企業が同展示会に出展している。