大陸部住民の台湾旅行、実現時期は協議次第
国家観光局の張堅鍾報道官は26日、大陸部住民の台湾旅行について、「大陸部住民の台湾地区旅行管理弁法（規則）」がすでに公布されたことに言及した上で、さらに①双方が大陸部住民の台湾旅行について協議し、意見の一致に至る②台湾海峡両岸が双方の意見の一致に基づき、相応の具体的準備と細かい手配を行う――の2つの前提が必要と指摘。このため、台湾旅行の実現時期は、双方の協議の進展状況を見て決定されると説明した。
国家観光局、公安部、国務院台湾事務弁公室が16日に発表した同弁法は、各界から幅広い関心を集めている。張報道官は「大陸側はすでに協議に向けたあらゆる準備を整えた。台湾側ができるだけ早く積極的な反応を示すよう望む。われわれはいつでも台湾側の民間旅行機関と大陸の海峡両岸観光交流協会による協議を実施し、具体的な措置をとることを歓迎する」と述べた。
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