呉全人代委員長、モルドバ大統領と会談

全国人民代表大会の呉邦国委員長は５月21日に訪問先のモルドバ共和国でウォロニン大統と会談した。

席上、呉邦国委員長は、中国とモルドバとの関係を高く評価したあと、「中国側はモルドバ国民が自国の実情を踏まえて選択した社会制度と発展の道を尊重し、モルドバ政府が、独立、主権と領土保全を維持していくことを支持する。中国側はモルドバ側とのハイレベルの往来の強化、経済協力と貿易の深化、及び人的往来の拡大に努めていき、相互尊重と平等の互恵を踏まえての両国関係の新たな発展を共に促していきたい」と述べた。

ウォロニン大統領は、「一つの中国の政策を堅持するモルドバ政府の原則は変わらない。モルドバ中国両国の良好な政治関係は二国間の経済協力と貿易の発展や人文分野の協力を促していくべきだ。中国との関係を発展させることはモルドバの政府、議会と各党派の共通の認識であり、モルドバ国民の根本的利益に符合する」と語った。