2006 No.21
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日本語学ぶ大学生の卒論コンクール
8月に審査

日本の民間団体「日中友好市民倶楽部」の小野寺健理事長がこのほど遼寧省本渓市桓仁県を訪れ、同県政府と共に第6回「中日友好中国大学生日本語科卒業論文コンクール」の審査会に関する協力覚書に署名し、審査会の成功に向けて共に努力することを表明した。県政府からは顔世承・副県長が出席し、日本の客人と友好的に言葉を交わした。日本からはこのほか、深谷弦希・同常務秘書長、ライフエレックス社の森尻三郎専務取締役、難波志郎取締役が出席した。

同コンクールは日中友好市民倶楽部と中国日本語教学研究会が毎年実施している学術活動で、日本語本科を持つ中国各地の大学を対象とした、現在唯一の全国的なコンクール。論文募集、論文審査、表彰式・シンポジウムの3段階で構成される。今年の審査会は8月13日から15日まで行なわれ、中国でも一流の日本語専門家が審査委員として招かれ、同県に集まる。

桓仁県は遼東の山地に位置する、遼寧省の歴史文化都市で、中国30番目の世界遺産もある。中国は2004年、高句麗王城、王陵、貴族陵墓といった遺跡群を世界遺産に申請して登録が認められたが、この中でも重要な遺跡「五女山城」は同県に位置する。