中国の対外債務残高、３月末2879.05億ドル

国家外国為替管理局によると、中国の今年３月末現在の対外債務残高2879億500万ドル（香港、澳門特別区と台湾地区を除く）で、前年末より68億6000万ドル、率にして2.44％増えた。

それによると、中長期債務（残存期間）残高は1268億6200万ドルで、前年末より19億6000万ドル、率先して1.57％増えた。短期債務（残存期間）残高は1610億4300万ドルで、前年末より49億ドル、率にして3.14％増えた。短期債務残高の全体に占める割合は55.94％となった。

総計2879億500万ドルの残高のうち、登録対外債務残高が1933億500万ドル、貿易信用残高が946億ドル。

今年１〜３月の新規借入中長期登録債務は40億9600万ドルで、前年同期より１億3400万ドル、率にして3.17％減った。同期の債務元本の返済は33億5700万ドルで、前年同期より７億2700万ドル、率にして27.64％増えた。債務利子の支払いは５億2600万ドルで、前年同期より4800万ドル、率にして10.04％増えた。

今年第１・四半期、中国の対外債務総規模は増えたが、増加率は一層鈍化し、短期債務の占める割合が若干増えた。