孔子学院大会が閉幕、各国から80校の
代表が参加
中国語や中国文化の海外での普及活動を担う「孔子学院」の代表者大会、「孔子学院大会」が7日、北京で閉幕した。全国人民代表大会の許嘉ロ副委員長が閉幕式に出席し、次のように述べた。
約400年前、イタリア人宣教師が「論語」をラテン語に翻訳したことで、孔子の学説が初めて西洋に伝わった。孔子は「いかだに乗って海に出る」という希望を持っていたが、結局、山東省と河南省の範囲を一生出ることは無かった。今では交通・輸送手段が発達したことで、孔子の学説や、彼の子孫が世界という大家族の一員として実行している思想・道徳を、各国の友人たちに伝えることができる。
同じく会議に参加した教育部の周済部長は、「孔子学院は中国語学習の国際ネットワークの中心であり、中国と外国との教育分野での協力・交流を深める窓口であり、中国と世界の経済・文化交流の橋渡し役だ」と述べた。
2日間の会議には世界各国から孔子学院80校の代表が参加した。それぞれの学校での経験を元に交流し、建設的な意見やアドバイスが多く出された。
|