2006 No.30
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中海油、渤海湾で新たな油ガス田を発見

中国海洋石油有限公司(中海油)がこのほど渤海湾で行ったボーリング調査で、重要な石油・天然ガスを発見した。

旅大6-2-1と命名されたこのボーリング地点は遼東湾の水深約30メートルの場所にあり、これまでに2395メートルの深さまでボーリングが進められた。ボーリングテストでは、7.14ミリチョークで日産原油620バレル、天然ガス24万立方フィート、約7000立方メートルの生産が可能。

中国海洋石油有限公司の朱偉林副社長兼探査部総経理(社長)の説明によると、今年、同社が渤海湾で進めている探査の状況は良好で、これまでに旅大6−2、渤中29−4、渤中28−2南など数カ所で石油・ガスが新たに発見されており、これにより同社が渤海湾に保有する埋蔵量が一段と拡大した。

現在、渤海湾は中国の海域で最も主要な石油・天然ガス埋蔵地点となっており、そのうちの大部分を中国海洋石油有限公司が保有している。昨年末現在、同社の渤海湾における石油・天然ガスの確認埋蔵量は石油換算で10億バレル以上に達し、1日平均18万7000バレル生産されている。