2006 No.30
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海南、6つの自然保護区が中国湿地保護に編入

湿地は「地球の腎臓」と呼ばれている。海南省の湿地自然保護区は面積で中国第2位である。中国の関係部門は海南省東南クロツラヘラサギ自然保護区など6つの自然保護区を「中国湿地保護プロジェクト実施計画」に盛り込んでいる。

近年、中国の湿地は数量が減少、品質が下降、生態系環境がひどく威嚇されている。有力な対策を講じるために、国家林業局が音頭をとり、科学技術部、国土資源部、国家環境保護総局、農業部など9つの部門が協力し、「第11次五カ年計画」期間中の湿地保護企画、「中国湿地保護プロジェクト実施計画」を作成している。

海南省林業局によると、同省にある6つの湿地保護区と2つのヒルギ林回復は国家湿地保護プロジェクト計画に組み入れられている。それぞれ、海南クロツラヘラサギ自然保護区、海南清瀾港自然保護区、三亜ヒルギ林自然保護区、海南銅鼓嶺自然保護区、海南三沙群島熱帯海洋動物保護区、海南臨高珊瑚礁自然保護区、海南東寨港、清瀾港ヒルギ林育苗基地建設工事と海南沿海ヒルギ回復・植林プロジェクトである。

海南は湿地資源が豊富で、種類も多種多様、総面積が31.18万ヘクタール。近年、都市の発展建設や、湿地資源の過度あるいは不合理利用などによって、湿地はひどく破壊された。