2006 No.31
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>> 中日交流

李肇星外交部長、中日関係の重要性は両国関係
の範囲をはるかに超えるもの

7月27日午前、東南アジア諸国連合(ASEAN)10+3外相会合に出席している中国外交部の李肇星部長と日本の麻生太郎外相はマレーシアのクアラルンプールで会談を行った。李肇星部長は会見の際、中日関係の重要性は両国関係の範囲をはるかに超えるものであると語った。

李肇星部長は、中日両国関係の改善と発展を促し、双方の諸分野の交流と協力を促すことは、中日双方の一致した目標である。当面の世界や地域の情勢の下では、中日関係の重要性は両国関係の範囲をはるかに超えるものである。両国は所在する地域の平和、安定と発展を維持するなど各方面において、多くの共通の挑戦と課題に直面している。中国側は、日本側とともに中日関係の政治的に困難な局面を打開するためにたゆまぬ努力を続けていくことを願っている、と語った。

日本の麻生外相は、三つの政治文章(共同声明、平和友好条約、共同宣言)の主旨に基づいて、将来に向けた日中友好関係を発展させることは両国の共通認識である。双方の経済貿易、科学技術、文化、青年、政党、議会、安全などにおける交流と協力は非常に重要である。双方は環境保全、エネルギー、北東アジア協力などの分野における共通利益を拡大するべきである。日本側は日中共同コミュニケの中の台湾問題に関する承諾を順守し、台湾独立を支持しない、と語った。

今回の両国外相会合はアセアン10+3外相会合の開催地クアラルンプールで行われたものである。

「チャイナネット」2006/07/28