57カ国、中国の市場経済国としての地位を承認

商務部の高虎城副部長はこのほど開催された全国輸出入公平貿易会議で、中国の市場経済国としての地位を認めた国は57カ国に達したことを明らかにした。商務部輸出入公平貿易局の王世春局長によると、2004年４月にニュージーランドが他国に先駆けて中国の市場経済国としての地位を承認、その後、オーストラリア、ブラジル、アルゼンチン、南アフリカ、韓国、ロシア、ＡＳＥＡＮ10カ国などが次々と承認した。

これらの国・地区のうち韓国と中国の貿易額は初めて1000億ドルの大台を突破している。また中国に対して反ダンピング調査を行った31カ国・地区中、中国の市場経済国としての地位を承認したのは21カ国・地区。また承認していないアメリカ、ＥＵなども中国との間で相応の業務体系を構築している。