2006 No.31
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七夕の祭日化を専門家が提案

河北省ケイ台市で29日、中国伝統祭日文化検討会が開催された。多くの専門家がこの席で、「欧米にバレンタインデーがあるように、愛の神話が多くある中国にも独自の祭日があったほうが良い」として、伝統の七夕に現代的な意味を持たせた「中国七夕情侶(恋人)節」を制定するよう提案した。専門家はまた、「中国七夕情侶節」の記念品を広く募ることで、祭日がより完全なものとなる、と意見した。

7月31日(旧暦7月7日)は七夕だ。愛し合って結婚した織姫と彦星が引き裂かれ、織女星と牽牛星になった二人が天の川にかかる橋の上で、年に一度だけ7月7日に会うことができる――という神話が元になっている。

全国政治協商会議(全国政協)の委員で人文学者でもある李漢秋氏は次のように語る。

織姫と彦星の忠節な姿と美しい物語は、民族文化・民族精神として蓄積されてきた。中華民族の祭日として定着させ、伝えていくべきだろう。欧米のバレンタインデー(情人節)と区別して、「中国七夕情侶節」とするのがふさわしい。