上期の両岸貿易502億ドル
台湾側310億ドルの黒字
大陸と台湾の経済貿易関係は今年上半期も順調に発展した。1〜6月期に大陸が認可した台湾資本利用プロジェクトは1743件、契約ベース台湾資本利用額は55億2000万ドル、利用実績は10億3400万ドルに達した。両岸の間接貿易額は502億ドル、大陸から台湾への輸出は95億7000万ドル、台湾から大陸への輸出は406億3000万ドル。商務省の統計で明らかになった。
今年6月までに大陸が認可した台湾企業投資プロジェクトは7万0276件、契約ベース台湾資本利用額は958億1500万ドル、利用実績は428億0700万ドル。両岸の間接貿易総額は累計5460億0500万ドルで、大陸から台湾への輸出は912億9800万ドル、台湾から大陸への輸出は4547億0700万ドル。台湾の貿易黒字は3634億0900万ドルに達している。現在、大陸は台湾最大の輸出市場であり、最大の貿易黒字供給源である。
国務院台湾事務弁公室経済局の何世忠局長がこのほど、新華社記者の取材に応じて次のように指摘した。
両岸の経済貿易関係は2005年を上回っているが、両岸の経済貿易交流と協力は現在も多くの困難に直面している。長年にわたる台湾政権担当者の妨害により、両岸の経済貿易交流は間接交流、一方向の交流という状態にあり、経済貿易協力の拡大が制限されている。両岸の間には、現在も海上直行便と航空直行便がない。大陸商品の台湾への輸出は差別的な制限を受けており、2000品目余りにのぼる大陸商品の台湾への輸出が禁止されている。大陸企業の台湾への投資は禁止され、商業・貿易関係者の台湾訪問は多くの制限を受けており、これらの政策が両岸の経済協力の拡大をひどく制約している。
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