中国、ＩＴ分野の特許申請は全国の
3分の1占める

情報産業部はこのほど、2006年ＩＴ分野特許情勢分析報告を発表、全国の発明、実用新案特許申請中、ＩＴ分野のものが全体の30％以上を占めていることを明らかにした。中でも技術水準の高い発明特許が大部分を占めている。全国情報産業の売り上げは2005年に３兆8411億元（前年同期比24.8％増）、工業生産高9004億元（同28.2％増）、全国貿易額に占める割合も３分の１に上る。

情報産業の発展につれて特許申請数も増加、1996〜2005年の年平均増加率は25.3％を記録。2006年3月現在、公開されている発明特許と実用新案特許数は151万4826件、このうちＩＴ分野のものは全体の30.3％にあたる45万8965件に上っている。同報告はまた、国内企業の特許申請数は外国企業のそれを上回っているものの、内容はまだ外国企業と一定の格差があり、各界の努力が必要とも指摘している。