2006 No.36
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朝鮮半島核問題について 外交部報道官

外交部の定例会見で5日、秦剛報道官が記者の質問に答えた。

――朝鮮が数日内に核実験を行う可能性が報じられている。朝鮮半島核問題に対する中国の立場をお聞きしたい。また、中国は朝鮮に高官を派遣し、情勢の悪化につながる行動を取らないよう説得する予定はあるか?

中国は一貫して、6カ国協議の進展をたゆまず促し、朝鮮半島の非核化の実現、朝鮮半島と北東アジアの平和と安定の維持のために力を尽くしてきた。困難な時期にあって、われわれは関係各国が朝鮮半島と北東アジア全体の平和と安定という大局を重視し、自制と冷静さを保ち、柔軟性を示し、実務的態度によって、6カ国協議の早期再開にプラスとなる環境を整え、情勢の好転を促すことを希望する。中国はこれまでと同様、6カ国協議の早期再開と、朝鮮半島の非核化実現という目標のために、自身の努力を行っていく。われわれは6カ国協議の他の各国と常に意思疎通を保ち、6カ国協議の早期再開について協議を続けている。

「人民網日本語版」2006年9月6日