2006 No.37
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大型彩色上絵が施された周公壁画、洛陽の都城博物館に登場

河南省洛陽市文物部門から得た情報によると、同市の都城博物館で周公の一生の主要な業績を反映している1組の大型彩色上絵が施された壁画がこのほど、完工した、また9月末をめどに展示される。

紹介によると、洛陽都城博物館は洛陽周公廟をもとにして建設された博物館だ。洛陽周公廟は隋末唐初から、着工し、西周時期の著名な政治家、思想家、軍事家、古代洛陽城の建設者−周公姫旦氏を記念するために、建造された祠だ。

洛陽都城博物館は主殿定鼎堂で周公一生の主要な業績を反映している1組の大型彩色上絵が施された壁画を描いている。同壁画は高さが約3.4メートル、総面積が140平方メートルで、中国画の散点透視法を取っている。6幅の画の中で、濃い墨で牧野の戦い、成王を補佐し、東征して乱を平定し、諸侯を封じ、洛邑(洛陽)を営築し、礼の整理、改編などの6つの業績を描いている。

都城博物館は、11の塑像を作っている。うち、2つが周公旦、残りの9つの塑像は周公旦の封じた諸侯だ。これらの塑像は伝統的な彫塑技術を駆使し、古風で質朴だ。壁画、塑像は9月30日、開かれる「2006中国洛陽先祖探し・周公廟先祖祭典」において、展示される予定だ。