2006 No.38
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>> 経済

江蘇省太倉と日本の下関結ぶ航路が開通

フェリー「理想の国2号」がこのほど、太倉から日本に向かいた。太倉と日本の下関を結ぶ航路が正式に開通した。太倉港の国際線と国内線は31本に増えた。

「理想の国2号」は長さ184.5メートルのフェリーで、一般貨物、冷蔵庫、自動車、大口貨物、バラ積貨物などを輸送する。上海下関フェリー株式会社が太倉と下関を結ぶ航路に投入した初めてのフェリーで、火曜の午後太倉港に入港、翌日未明に日本に戻る。片道の所要時間は約29時間。

太倉市政府の関係者は「理想の国2号」の就航を祝う式典で、「太倉と下関を結ぶ航路の開通に合わせ、太倉市政府と港湾部門は良質のサービスと政策支援を提供していく。太倉国際コンテナ埠頭有限公司などの単位も埠頭のインフラ建設を加速、大型港との格差を縮小していく」と語った。

上海下関フェリー株式会社の小林一夫社長と太倉港埠頭公司の代表も式典であいさつし、「600年前に鄭和は太倉港を出航、世界の航海史の新しい世紀を切り開いた。太倉と下関を結ぶ航路は太倉港の港湾環境の優位性、地理的優位性、人文分野の優位性に依拠し、太倉と日本の結ぶ優れた海上ルートになるものと確信している」とした。