2006 No.39
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>> 経済

中国 大手企業・グループが2800社以上 
資産総額が20兆元超

国家統計局がこのほど北京で明らかにしたところによると、2005年の中国の大手企業・グループの数は81社増え、2845社に達し、資産総額は初めて20兆元を超え、前年より18.5%増加し、営業収入は前年より20-30%増加し、利益総額は前年より25%前後増加した。これらのデータは、中国の大手企業・グループが絶えず強くなっていることを示している。

製造業、電力・ガス・水の生産と供給業、採鉱業は、中国企業・グループ資産総額上位3位にある。資産総額は8兆2400億元、3兆2400億元、2兆3000億元となった。特に注目に値するのは、資産総額ランキング上位10位のうち、金融業の資産総額が1兆8600億元に達し、初めて情報転送業、コンピューターサービス業とソフト業を超えた。宿泊と飲食業の資産増加速度は63.8%、金融業の増加速度は41.7%、交通運輸、倉庫と郵政業の増加速度は27.1%に達し、資産増加速度最速の三つの業態になり、しかもすべてが第三次産業だった。

国家統計局副局長の張為民氏は、中国の大手企業の営業収入レベルが持続的な成長を維持し、経済的実力が全体的に強まったことについて、その中の一つの指標は世界の大企業500社入りの数が増え、順位がアップしたことであるとした。例えば、アメリカの『フォーチュン』が発表した2006年世界の大企業500社ランキングの中に、中国大陸の19社の大手企業があり、4社増加したと語った。

同時に、張氏は、中国の大手企業・グループは、競争力、発展力の高まりと強まりが期待されている。営業収入の最多の中国石化をアメリカのモービルと比較すると、その資産、利潤率はいずれも後者に及ばないが、社員数でかなり多くなった。そのため、自主的革新、管理制度に大きく取り組む必要があると指摘した。