2006 No.40
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>> 中日交流

「世界華商大会兼中華年 in JAPAN」
来秋、開催

「第9回世界華商大会」は来年9月15日から17日まで神戸と大阪で開催されることがこのほど、記者会見で明らかになった。また、同大会組織委員会が主催する「日本中華年」の催しが来年、日本で全面的に行われる。

上海東方衛視「中日の橋」という番組のキャスター呉四海氏が記者会見を開き、同大会組織委執行委員長を務める蒋暁松氏(博鰲アジア・フォーラム副理事長)と組織委副主席を務める羅怡文氏が記者会見に出席した。

記者会見の席上で、「政治面で中日関係が冷え込む中、なぜ、第9回世界華商大会を日本で開催するのか」という質問に対し、蒋暁松氏が「政治的には日中関係は厳しい状況が続いているが、民間レベルで相互理解を深めることが非常に重要なことであり、この大会は「国」を超えて、華人が交流するイベントでもある。お互いに理解し、調和を求め、協力しあう場を日本で提供できることは、日本にとっても非常に有意義なことだ」と強調。

羅氏によると、華商大会は日本中華総商会が主催するもので、世界の華人経済界の交流を進め、日中の往来と“両岸三地”(大陸、香港、台湾)などの交流を促進させる目的があり、世界各地から2500人の華商が出席する。この催しは今年11月から来年末まで続けられる予定。期間中、2007年春節(旧正月)交歓会、世界孔子学院サミット、世界中華メディア・サミット、孫文テーマ展、世界華人貢献賞選考および音楽会、歌唱会など一連の催しが行われる。 

羅氏はさらに、「日本中華年」を開催すると同時に、北京や上海で一連のイベントを行うと明らかにした。

「世界華商大会」は2年に1回開かれている世界最大規模の華僑・華人会議で、これまでにシンガポール、香港、バンコク、バンクーバー、メルボルン、南京、クアラルンプール、ソウルで8回開かれた。