広州交易会15日から
100回記念の大規模式典も

中国の輸出向け商品に関する商談が行われる見本市「中国出口商品交易会（広州交易会）」が10月15日から30日まで、広東省広州市で開催される。中国最大規模で行われるこの見本市も今回で100回目となり、記念祝典などが行われる予定だ。

広州交易会は毎年、春と秋に開かれている。今回、展示は流花路展覧館と琶洲展覧館の2会場で行われ、展示面積は合わせて28．2万平方メートル。34の分野に分けられ、流花路展覧館では紡績、衣料品、医薬、保健、贈答品関連、琶洲展覧館の方は工業、日用品関連の企業がブースを構える。総数は昨年より1350多い3万1400ブースと過去最多だ。

商務部の高虎城副部長は「広州交易会は中国で最も歴史の長い交易会で、規模も最大。成約件数が多い国際的な商談会となっており、中国の経済貿易や技術に多大な貢献をしてきた。まさに友好と貿易の架け橋だ」と交易会の意義を評価した。

記念行事では大規模な式典や座談会などが行われる。政府高官、国務院の関係部門、各省、自治区、北京などの中央直轄市、外国政府代表団、香港・マカオの著名人など数多くの関係者が参加し、式典に花を添える予定だ。