多国籍企業が中国でのR&Dに積極投資
国連貿易開発会議(UNCTAD)の調査によると、2006年から2008年にかけて、中国は引き続き多国籍企業の海外投資に最も魅力的な国になるという。同時に、中国は多国籍企業の海外での研究開発(R&D)活動にとって第一の候補地となりつつあり、あわせてサービスアウトソーシングの主要な受け皿になる条件を備えている。
中国商務部が9月8日、厦門で発表した『2006中国における外国企業投資の報告』でも明らかになったように、今年6月末までの中国の実質外資利用額は累計6508億米ドルに達し、中国に投資する国・地域は200近くを数えた。世界のトップ500企業のうち約470社が中国に投資し、設立された各種の研究開発機関は750を超える。1991年以降、中国は連続15年、発展途上国の外資導入国第1位の位置にあり、途上国の外資導入総額の約20%を占めている。
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