第3回中日友好文化交流祭
四川省成都市で開幕
第3回中日友好文化交流祭が10月11日、四川省成都市で開幕した。同イベントは5日間にわたり行われ、成都市民に多くの日本独特の民俗文化や食文化、観光商品に触れてもらうのが目的。
四川省対外友好協会会長の秦琳氏は開幕式で「中国と日本はともにアジア、ひいては世界で重要な影響力を持つ国。中日間には2000年以上にわたる交流の歴史があり、世代にわたる友好は両国民の共通の願いだ。この交流祭で両国民の相互理解と友情はより深まるだろう」と述べた。
2006年は中日観光交流年。今回の交流祭は日本の観光、歴史・伝統芸術、礼儀の文化、現代文化、縁日の5つのテーマで構成されている。
交流祭では日本旅行説明会、観光写真展、日本風生活体験、古代建築物写真展、茶道実演、相撲大会、華道実演など多彩な催しが行われる。
このほか、四川省の友好都市である広島県の親善協会が多くの日本の民俗工芸品や生活用品、日本の食べ物などを市民に紹介している。
05年10月に第1回中日友好文化交流祭が同市で開催されてから、この交流祭は年に2回のペースで開催されている。
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