2006 No.42
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プーチン大統領と唐国務委員
朝鮮情勢で意見交換

ロシアのプーチン大統領は10月14日、中国の胡錦濤国家主席の特使としてロシアを訪問した唐家セン国務委員とクレムリン宮殿で会談した。唐国務委員は「朝鮮の核実験問題で、中ロ両国は手を携えて協力し、適切に対処し、情勢緩和を共に導いていくべき」とした胡主席からのメッセージを大統領に伝達した。

プーチン大統領は、胡主席の特使派遣とメッセージ伝達に謝意を表明し、次のように述べた。

ロシアと中国の戦略的協力パートナーシップは2国間の範囲をはるかに超えている。両国は政治、安全保障、経済・貿易、文化などの分野での協力が引き続き深まっている。一部の重大な国際問題、地域問題では、協調・協力を良くしている。

唐家セン国務委員は朝鮮半島の核問題について、「中国とロシアの朝鮮核実験問題に対する立場は一致している。朝鮮半島の情勢は北東アジア地域の平和と安定、中ロ両国の戦略的共同利益に関わる大局となりつつあり、双方は戦略的協力を強め、情勢が緩和するよう共に促し、北東アジア地域の平和と安定、安全を守るべきだ」と述べた。プーチン大統領はこれに対し、双方は協調を深め、密に協力し、情勢悪化の防止に努力し、地域の平和と安定を共に守っていくべきだと示した。

プーチン大統領はまた、11月にベトナムで開かれるアジア太平洋協力会議(APEC)で、胡錦濤国家主席とまた会えることを期待していると伝えた。

「人民網日本語版」2006年10月16日