2006 No.43
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中国労農赤軍長征勝利70周年
記念大会が北京で開催

中国労農赤軍長征勝利70周年記念大会は10月22日、北京で開催された。中国共産党中央総書記、中央軍事委員会主席の胡錦涛国家主席ら指導者、および長征に参加したかつての労農赤軍の代表たちが同大会に出席した。

胡錦涛主席は大会で演説を行い、「中国は、改革・開放と社会主義現代化建設の中で、困難を恐れず、楽観的に進歩を求める革命的な伝統を受け継ぎ、発揚すべきだ」と語った。

胡錦涛主席はその中で、「中国労農赤軍の長征の勝利は、革命戦争を指導する中国共産党の卓越した能力を十分に示し、労農赤軍の兵士たちが民族の独立と人民の解放のために、困難と犠牲を恐れない英雄的な気概を示した。当面の改革・開放と社会主義現代化建設の中で、中国共産党の執政能力を大いに強化し、誠意のあるように人民のために奉仕することを旨とし、人民の実益にかかわる問題を着実に解決しなければならない」と語った。

関連資料:

中国労農赤軍の長征について

1934年から1936年までの2年間に、中国労農赤軍の主力部隊は長江南北の各革命根拠地から陝西・甘粛の革命根拠地へ大規模な戦略的移動をおこなった。1934年10月10日、中国共産党中央、中国労農赤軍中央革命軍事委員会は中央赤軍の主力である5つの主力軍団及び中央と軍事委員会機関直属部隊合わせて8.6万余人を率いて江西省の瑞金、古城などの地から長征の途についた。

1936年10月9日と22日、赤軍の第四、第二方面軍は甘粛省の会寧県の県都と静寧県の将台堡でそれぞれ第一方面軍と合流し、長征は全面的な勝利で終わりを告げた。中国労農赤軍の長征の勝利は人類史上の奇跡でもある。赤軍はこの二年間に、14の省を転戦し、国民党軍数十万人の包囲追撃や阻止作戦を突き破り、困難をきわめた試練に耐え、ついに戦略的移転の勝利を勝ち取った。長征は中国革命の大本営を西北地域に移し、抗日戦争と中国の革命事業の展開のための条件を作り出した。

「CRI」より 2006年10月22日