2006 No.43
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胡錦濤国家主席、米国国務長官と会談

胡錦濤国家主席は10月20日午後、人民大会堂でライス米国務長官と会談し、次のように述べた。

中米関係は大きく発展しつつある。両国の首脳間および各レベルでの交流は活発で、各分野での協力は新たな発展を迎えている。利害関係者および建設的な協力者として、中米双方は引き続き話し合いを進め、相互信頼を強め、協力を深めるとともに、共同の利益を開拓し、互いに尊重・配慮し合い、中米の建設的な協力関係の発展を推進しなくてはならない。

中国は一貫して朝鮮半島の非核化を主張し、核拡散に反対し、朝鮮の核問題の対話と協議による平和的解決を堅持していく。私たちは朝鮮の核実験に断固として反対し、国連安全保障理事会の対朝鮮決議1718号に賛成する。また、対話と協議による平和的解決という方向を維持しつつ各国と協力し、冷静かつ慎重に事態に対応し、情勢が悪化・コントロールを失うことを防ぎ、積極的に条件を整え、いち早く6カ国協議を再開し、朝鮮半島と北東アジアの平和・安全を守っていきたいと願っている。

ライス長官は以下のように述べた。

中国は責任のある国家であり、米中の協力は国際的、地域的な平和・安全にとって、非常に重要なものだ。複雑な国際的、地域的情勢の下で、両国は密接な協力関係を維持していく必要がある。朝鮮半島情勢は最も切迫した問題であり、米国は外交ルートを通して朝鮮半島の核問題の解決に努めていく。情勢の悪化は防ぎたい。外交努力によって朝鮮半島の真の非核化を実現することを期待している。

写真:ライス国務長官と会談する胡錦濤国家主席

「人民網日本語版」2006年10月21日