2006 No.44
(1023 -1029)
 

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『中国文化フェスティバル2006』
シンボルマークが決定

イベント開催期間 : 2006年11月〜12月

中華人民共和国文化部と中華人民共和国駐日本国大使館は、2006年11月から12月まで開催される「中国文化フェスティバル2006」のために、シンボルマークの一般公募を実施し、日本全国から寄せられた376点作品のなかからグランプリ作品を決定した。10月19日、中国大使館で、王毅大使によるシンボルマーク公表会を開催した。シンボルマークは、「中国文化フェスティバル2006」の関連事業で幅広く利用される。

中日友好関係のさらなる発展と、2007年の両国国交正常化35周年に向けての祝賀ムード創出のため、中華人民共和国文化部と中華人民共和国駐日本国大使館は、日本外務省、文部科学省、文化庁、国際交流基金、日中友好七団体などのご後援のもとで、「中国文化フェスティバル2006」を本年最大規模の中日文化交流活動として日本で開催することとなった。

開催期間中、開幕コンサート、中国文化大臣特別講演、中国京劇、雑技、バレエ、話劇、喜劇の舞台公演、中日コンテンツ産業フォーラム、中国のファッションショー、中国の京劇・昆劇と日本の能楽の競演、日本の狂言と中国の昆劇の共演、写真・書画・書道の展覧会、東京・横浜で実施する映画祭と街路巡回公演等が行われる。

この「中国文化フェスティバル2006」の開催に合わせて、イベントの意義や内容の認知促進をはかるために、中国と日本との深い友好関係をイメージするシンボルマークを7月27日から8月31日まで公募した。全国から376作品が寄せられ、その最年少は11歳、最年長は83歳と、イベントへの関心の高さが伺われる幅広い世代の方から応募した。

9月に実施された審査会の結果、グランプリは名古屋市の会社員・野村和幸さん(29歳)の作品に決定した。受賞作品は、イベントの英語名「Chinese Culture Festival」の頭文字「CCF」を、『西遊記』に登場する「キント雲」に見立ててデザインしたものである。日本でもよく知られる文学作品からアイデアを得て中国の文化を親しみやすく表現し、空を飛ぶ雲がイベントの楽しさやスピード感、中国と日本との文化の往来を印象づけるデザインとなっている。これらの点がイベントの趣旨に合致することから審査員の評価を受け、シンボルマークに選定された。

グランプリ受賞者および金賞受賞者、銀賞受賞者は、「中国文化フェスティバル2006」の開幕レセプションとコンサートに招待されるほか、2007年の「中日文化・スポーツ交流年」期間に、「中国の文化遺産を巡る一週間の旅」が贈られる。