中国企業、新開発製品収入は10%
将来は大幅増の予測
国家統計局が22日に発布した企業特許開発項目調査によると、現在中国企業収入の70%は、現有の伝統的な製品またはサービスによるものであり、20%が現有製品またはサービスの延長や改善によるもの、残りのわずか10%が新たに開発された製品によるものだという。
「新開発製品は、確かに企業に多方面にわたる効果をもたらすが、直接的な収入の面からいえばそれほど顕著ではない」。国家統計局のエコノミストである姚景源氏は、22日蘇州において行われた中国経済成長フォーラムにおいてこのように述べた。
同調査では、新開発収入には、完全な新規開発や機能が顕著に変化した製品またはサービスによる収入と、業界の経営モデルの変更を引き起こす、或いはまったく新しい市場を開拓するような製品またはサービスによる収入が含まれるとしている。
アナリストは、現段階において新開発製品が企業にもたらす効果は顕著ではないが、多くの経営者は将来的に新開発製品による収入は大幅に増加すると予測し、新開発製品に対する投資を増やすであろうと考えている。
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