2006 No.45
(1030 -1105)
 

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中国各地の最低賃金に最大540元の大きな格差

中国労働社会保障部は先ごろ、9月末現在の全国31省・自治区・直轄市の最低賃金(1カ月)を発表、最も高い広東省深セン市のは810元、最も安いのは江西省郊外県の270元と両者で540元もの格差が存在していることを明らかにした。

また時給が最も高いのは北京市の7.9元、最も安いのは江西省郊外県の2.7元であった。労働科学研究所労働力市場室の張麗賓・主任は「各地で最低賃金は引き上げられているが全体的にはまだ低い水準。最低賃金上昇率はGDP成長率や平均給与増加率を下回っている」と指摘している。2001年から2004年のGDP成長率は7.5%、8.3%、9.5%、9.5%、給与増加率は15.2%、15.5%、12%、10.5%であったのに対し、最低賃金増加率は5〜12%にとどまっている。