「中日韓女性経済会議2006」東京で開催

「中日韓女性経済会議2006」がこのほど東京で開催された。同会議は昨年から開催されており、今年で２回目となるものである。

今回は「ともに学びあい、心をこめて創造する」と題して、３カ国の経済環境、女性の活躍の現状、環境条件の差、今後の東アジアの発展において女性の果たす役割を議論する。特別来賓として、中日友好協会副会長の王效賢氏が来日するほか、中国女性企業家協会の史清〓(〓は王へんに其)副会長や韓国対外経済・通商大使の申受娟氏も参加した。

同会議実行員長を務める前外務大臣の川口順子氏は、「経済活動の新しい担い手として力をつけてきた女性たちに焦点をあわせ、そのもてる能力を十分社会や経済に貢献する方策を探ることは意義深いものがある」と語った。

川口氏による開会宣言の後、「日本の男女共同参画局の政策を語る」という基調講演が行われた。また、「日中韓の経済交流の新たな可能性」「情報通信におけるイノベーションと日中韓の連携」「日中韓　文化交流のあり方」「各国社会の新展開に向けて〜女性企業人＆起業家が果たす役割〜」というテーマで４つのパネルディスカッションが行われた。