中国
技術8件を06年情報産業重大技術発明に選出

中国情報産業部はこのほど、オフィシャルサイトで、技術８件が2006年情報産業重大技術発明として選出されたことを発表した。同部は自主革新と知的財産権保護の意識を強化するように業界に呼びかけている。

選定した技術発明は以下の通り。（1）民間航空華東地区の国産CATC-A100-A型空中交通管制自動化システムのソフトウエア、（2）高画質デジタル・ビデオメディア処理向けのチップと応用、（3）GaN基高性能発光ダイオードチップと産業化、（4）大型移動ネットワーク管理システムの一部の技術革新、（5）固定ネットワークの3G（第３世代移動通信）システムの一部の中核技術、（6）中国のOCRソフトウエア開発大手である漢王のOCR技術と応用、（7）100nm大角度のイオン注入機、（8）永中のOfficeインテグレーション事務用ソフトウエア。

重大技術革新の選定は2001年から始まり、現在まで36件を選出した。今回の８件はいずれも中核技術で大きな進展を遂げ、国際先端レベルに達している。