2006 No.46
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中国、世界が注目する大市場規模の
国際観光地となる

国家旅游局の王志発副局長は、このほど開かれたアジア欧州会議観光協力発展フォーラム「中国はすでに世界の注目する国際的観光地、国際観光客集客地となり、世界最大の国内旅行市場になっている」と述べた。

王志発副局長はアジア欧州会議観光協力発展フォーラムのスピーチで、「中国は5千余年の文明史を有する老大国であると同時に、勃興しつつある新観光大国でもあり、その風光明媚な風土、燦然たる歴史、豊かな文化、珍奇な民俗は観光業の発展のために魅力的な資源を提供しており、世界自然遺産と世界文化遺産だけでも33カ所を擁している。中国旅行業は20世紀80年代から発展を開始したが、30年弱の発展過程を経てすでに豊富な資源、広範な市場、巨大な潜在力を有する世界の観光大国となっている。昨年、中国が受け入れた入国宿泊旅行客は前年同比12%増の延べ4680万人に達し、国際観光外貨収入は倍増に近い300億ドル弱に上っている。国内観光客も同比倍増の延べ12億人に達した。中国に開放されている出国観光目的地の国数はすでに125カ国に達し、昨年の出国観光客数は延べ3100万人を記録している。近年、中国は世界中から観光投資スポットとして注目されており、中国旅行業に対する内外からの投資は6900余億元に達している。中国は周辺国家と平和共存の善隣関係を維持し、国内の政治、経済、社会も安定しているので、世界が認める安全な観光目的地であり、観光業の更なる発展のための重要な条件を作り出している。中国旅行業の潜在力は非常に大きい。国際観光会議(JATA)は、2020年には中国は世界一の観光目的地、世界第四の国際観光客集客地となると予測している。中国経済の発展につれて、中国観光業は世界各国の旅行者により多くのよりよい商品を提供すると共に、世界各国に対してより多くの海外旅行者を提供するようになっている。